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2015.05.27 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

雄勝町伊達の黒船太鼓 平成27年5月24日 おがつの芸祭 鼓舞

さて、本日は当ブログでは珍しく太鼓です。

おがつの芸祭鼓舞&クラフフェアで上演された伊達の黒船太鼓についてなのですが、先の5月3日に北上春祭りでの上演とそれぞれ1曲づつを併せてMIXしてみたいと思います。

その前に、伊達の黒船というのは、仙台藩主伊達政宗が支倉常長を外交使節に任命し、支倉一行がスペインとの貿易交渉のため太平洋を横断してヨーロッパへと渡航。その際に乗船した巨大帆船がサン・ファン・バウティスタ号といい、建造された場所がここ、雄勝の水浜であったということです。



1991年(平成3年)5月、宮城県桃生郡雄勝町[2]の町制施行50周年記念事業のひとつとして発足。
その後、雄勝の地域の活性化の一つとして活動を続けてきた。

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先の東日本大震災では、雄勝の地域全体が津波で流失する中で、道具衣装、稽古場であった雄勝公民館も流され、その後も会員の住む場所もバラバラになり活動自体が休止状態となった。

IMG_2026.jpg

その後、流れ着いた太鼓を自分たちで修理したり、多くの支援を受けて見事復活し、法印神楽とともに雄勝のパワーを内外に知らしめる芸能団体となってきた。

2011年の11月に雄勝復興祭りで訪れた際は、太鼓2台と笛のみの演奏をしていたことを思い出し、感慨ひとしおといった感じでした。

IMG_2036.jpg

現在では県外からも上演に招請されて飛びまわって活動しているようです。これから益々パワフルになっていく伊達の黒船太鼓に期待したいと思います。

詳細については、「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会の公式ブログ」を参照ください⇒http://kurofunedaiko.blogspot.jp/p/blog-page_8.html

IMG_2613.jpg


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.05.27 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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