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2015.05.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

川東神楽 安宅の関 @平泉の文化遺産讃歌

さて本日は南部神楽をと思ったのですが、ちょっと昔のものです。
平成20年に平泉の旧観自在王院跡で開催された「平泉の文化遺産讃歌」というイベントでのステージです。
このイベントは平泉文化を世界遺産に推薦したものの、惜しくも選定にならなかったことを受けて、3年後に遺産登録なることを祈念しての大イベントでした。

その中から南部神楽のステージについて抜き出してみます。

最初は奥州市衣川区の川東神楽さんです。

その前に川東神楽さんの由来を定本から

「古くは、石畑神楽として組織されていたがその後全く消滅した。
大正一四年、川内神楽の高橋栄助師匠の指導で、御神楽とくづしを習い、更に平泉町戸河内の菅原慶吉、川坂賢三郎の両師匠の指導により、川東神楽を組織し発表会を開催した。
戦後一時中断していたが、昭和四八年先輩達の指導により復活し現在に至っている。
大正一四年頃の庭元は小野寺滑内、戦後は千田信治、現在の庭元は千田精である。」

とありますが、現代の代表は千葉庄司さんです。

演目は弁慶安宅の関です。
冒頭で弁慶さんが笛を吹いて直後に舞い出すという離れ業をしています。



勧進帳とはこれいかに! 名調子です。

ataka2.jpg


動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.05.21 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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