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2015.05.20 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ諸芸

中野七頭舞 @2015 龍泉洞まつり

さて、本日は5月5日に行われました、岩泉町の龍泉洞まつりから中野七頭舞さんです。

天気が良かったことと、久しぶりに田楽豆腐が食べたくなったのと、中野七頭舞を地元で見たいと思って、新緑の早坂高原を越えて行ってきました。

この日のメンバーです。



この日はステージで沢山のイベントがありましたが、トリを務めたのが中野七頭舞でしたが、舞が始まる頃には一気に人がステージを囲んでいました。さすがに人気がありますね。

IMG_2411.jpg

道具採り

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中野七頭舞は岩泉町の中でも沿岸部に位置する地域で、先の東日本大震災では保存会員の家が流され、衣装なども流失したということです。
その後、しばらくは踊ることを控えていたということですが、5月15日に盛岡の桜山神社での奉納が再スタートとなりました。
保存会顧問の阿部一雄さんが、とある対談でこんなふうに話しています。
「こういう苦しいときだからこそこういう芸能が生まれたのではないかなと思うのです。実は、楽しくても何もそんな芸能やることがないときには発祥しないと思うのです。こういうときだからこそ団結して、みんな一つのものに頑張ろうというためにも一つの手段として郷土芸能があったのではないかなというふうに感じています」

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中野七頭舞は、踊る時は決して下を見ないのだということです。
そういう思いが込められた舞だからこそ全国に沢山のファンがいて、舞を習得する広がりが続いているのだなと思いながら鑑賞した一時でした。

帰り道は、これまた久しぶりに押角峠を廃線になった岩泉線を横目で見ながら宮古経由で帰途についた1日でした。

IMG_2440_201505202146027e1.jpg

動画でどうぞ。



場所はここです。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.05.20 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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