北下幅神楽 五大領 @ 駒形神社奉遷記念大祭宵宮
さて、本日は北下幅神楽さんの五大領についてです。
この演目は、近年では北下幅神楽さんの代表的な演目ともなっていますが、農家の多い地域であるが故に親しまれてきた演目なのだと思います。
最初に八十萬玉尊が出ますが、幕出し歌も胴取歌も節に特徴があります。
拍子が速拍子に変わると四季の神々が次々に出て渡り拍子で巡ります
そして、八十萬玉尊（土用の神）が1年の中に自分の領分を分け与えよと頼みますが、四季の神々に断られ、ついには神戦となります。
然るにおいては是非もなし、この上は一戦に及ぶも、各々配分の得べし、自らも身の装束を改め申さんやのう
そこへ、天御中主大神が仲裁に現れ、一年の春夏秋冬と土用とにそれぞれ七十二日づつにわけて、めでたく千代の御神楽となります
最後にくずし舞です。今日は皆さん力のこもった五大領の一幕でした。
動画でどうぞ。
