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2015.05.11 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

下大籠神楽 屋島合戦 @ 第2回北上春祭り

さて、本日は第2回北上春祭りから下大籠神楽さんの屋島合戦についてです。

由来については定本より

「昭和八年、大津保村の村社下大龍神社の奉納神楽を組織することとし、宮城県栗原郡金城町より佐藤家に婿入りした佐藤清人が神楽師匠であったので、佐藤清人師匠の指導により佐藤司、佐藤重雄、須藤徳一、首藤義雄、同克巳、須藤薫、千葉哲治、沼倉豊等が舞手となって、下大寵神楽を創設した。
後佐藤司が庭元となり、花泉清水原の大門神楽の師匠を招いて指導を受け演目も多くなった。
初代庭元佐藤司、現在の庭元佐藤重雄は二代目である。」

ということです。



舞台は屋島合戦 夕暮れの浜辺  義経配下の武将 佐藤忠信が敵将平教経に矢で射抜かれて不明になった兄を探す場面からです

幕だし歌
〽 センヤーハー 忠信はよ 兄をや尋ねて参るぞヨーホー 参るぞヨーホー

IMG_2351.jpg

遠くの方から微かに声がし、近寄る忠信の前に手負いの継信が倒れています

IMG_2360.jpg

兄を背負うて主君義経の前に連れて行きます。
瀕死の継信は義経に今生の別れを告げ、遺品を託すと息絶えます


IMG_2379.jpg

継信の亡骸を葬り、都へと返す場面で終わります。

IMG_2386.jpg

以上で、第2回きたかみ春祭りのリポートは終わります。
この会場も嵩上げ工事によって来年は大きく変貌するため、来年以降の開催は検討中ということでした。
形式は変わっても地域の宝として、継続してほしいと願います。


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.05.11 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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