榊流永代神楽 千歳舞
さて、本日は榊流永代神楽から千歳舞についてです。
舞の内容は当日パンフレットより
「玉や鎌などを鬼に奪われてしまう姫と村人。取り返すため村人は鬼に立ち向かいますが歯が立ちません。村人は、大国主命に救いを求めますが、自力で頑張るよういわれ鬼と相撲をとります。結局、自力では鬼に勝てず、大国主命の助けにより、奪われたものを取り返すことができ、その後、鬼は大国主命に懲らしめられます。」
とあります。
青麻神楽では鬼と鍾馗が出る演目になっていますが、こちらでは最初に若女が出て舞います。
山伏神楽に年寿という長命を寿ぐ演目があります。最初に若女が出て舞い、次いで道化がからむというものですが、千歳舞の前半部分はこれに似ています。
次いで出てくる鬼は、若女を真似て舞をしたり、客席まで降りてきて笑わせてくれますが、正に道化役になっています。
次に弱そうな村人が出て鬼から玉を奪い返そうとしますが力及ばず。
仲裁に入った大国主命が村人に策を授けますがそれでも鬼にかなわず。
最後は大国主命が鬼を成敗します。
そして最後は鈴を採っての御神楽です。
動画でどうぞ。
