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2015.04.05 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 魔王 @慶昌寺公演

本日は清明です。暦の上では万物がすがすがしく明るく美しいころとあり、古代の中国では墓の草むしりをする「掃墓節」でもありました。
長い冬を経て新しい穀物の生産を始める時期として重要な意味合いを持つ日だと思います。

そんな日ですが、本日は和賀大乗神楽さんの魔王についてです。

眼を怒らせ歯をむき出した憤怒の面を付け、頭にザイをかむり、千
早(常衣)・袴姿で刀を腰に差して一人で舞います。「山ノ神」とも言わ
れています。




「魔王」の垂述神は、「降伏金剛夜叉明王」で本地仏は「天鼓雷音仏(て
んくらいおんぶつごとされ、解釈ではイザナギ イザナミの子どもで海
神・水神・風神・木神・火神と兄弟であるとされています。


IMG_0647.jpg

舞の後半では面を外して太刀舞の御神楽や振り太刀の舞となります。


IMG_0654.jpg



動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.04.05 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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