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2015.04.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 七五三切 @慶昌寺公演

今日は天気もよく暑いくらいの一日、早くも車のタイヤ交換を済ませた。桜も間もなく咲くような感じで、今年は春が早いな。

さて、本日は和賀大乗神楽さんの七五三切(しめきり)です。

手元の資料では

「ザイをかぶった直面の二人の舞、扇・錫杖・帯刀で舞います。
天岩戸の前に張った注連縄を切る歳殺神・黄幡神・豹尾神の二神の舞いと
本地仏は、歳殺神が千手観音。黄幡神は胎蔵界大日如来。豹尾神は金剛界されます。三人が抜刀して太刀くぐりをします。
この神達は、牛頭天王の八人の子供の二神で八方位の吉凶神です。大日如来。
この様に慈悲深く智慧ある仏達が、凶神の姿で天の岩戸の注連縄を切り落とす設定と考えられます。」

とあります。



刀を使って廻りながらの三人舞いです

IMG_0621.jpg

途中で刀を組み合わせながらクネル場面がありますが、刀の組み合わせが正足での刀鞘鉾で作る「キ」の形になることがあります。

IMG_0624.jpg

最後は一人残って散らしを舞います。このへんの様式は浜の法印神楽と同じで、太刀御神楽で終わるということです。
最後に刀を床に置いて印を結んで幕に入ります。

IMG_0634.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.04.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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