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2015.02.27 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

川東神楽 海幸山幸 前半 ころもがわ神楽まつり

本日は川東神楽さんの海幸山から前半といきます。

その前に川東神楽さんの由来を定本から

「古くは、石畑神楽として組織されていたがその後全く消滅した。
大正一四年、川内神楽の高橋栄助師匠の指導で、御神楽とくづしを習い、更に平泉町戸河内の菅原慶吉、川坂賢三郎の両師匠の指導により、川東神楽を組織し発表会を開催した。
戦後一時中断していたが、昭和四八年先輩達の指導により復活し現在に至っている。
大正一四年頃の庭元は小野寺滑内、戦後は千田信治、現在の庭元は千田精である。」

とありますが、現代の代表は千葉庄司さんです。

DSC02157.jpg


さて、本日は昨日の彦火火出見尊が我が子を疑い、火の中から産まれたら真の我が子と認めるという神話からの神楽でした。

そうして神統を継いだ彦火火出見尊は、ある日自分の弓矢と兄の火遠理命の釣り針と取り替えて漁をしようと持ちかけます。

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そうして交換しましたが、兄の火遠理命は弓矢をつがえようとも一匹の獣を獲ることもできず、弟彦火火出見尊も兄から借りた釣り針を使うも魚を獲ることが出来す、さらには魚に釣り針を取られる
始末。

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兄神に釣り針を返そうとするも元の針でなくてはならぬという

DSC02162.jpg

そこで悲嘆にくれる山幸でしたが、そこへ白鬚明神が現れて託宣をいたします

DSC02181_20150227211120f18.jpg

かくて、彦火火出見尊は竜宮へと急ぐことになります

DSC02184.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.02.27 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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