大森神楽 岩戸開き @ころもがわ神楽まつり
さて、本日からは2月22日に行われました第25回ころもがわ神楽まつりについてのリポートです。
この神楽まつりは、奥州市衣川区で活動する4つの神楽団体が集って共演する会です。
川内神楽、大原神楽、川東神楽、大森神楽の4団体が出演いたします。、
ところで、衣川にはそれ以外にも神楽団体が在ったとのことです。
「衣川村芸能史」によれば、小安代神楽、六道神楽、山岸神楽、富田神楽、池田熊野神楽があったということですが、今は廃絶となっております。それにしても沢山の神楽団体があったことに驚きますが、これら神楽団体と表裏一体で芝居座もあったということは興味深いところです。
さて、神楽の最初は四団体の打ち鳴らし共演です。それぞれ趣が違うのが聞きどころです。
そして、この日のトップバッターは大森神楽さんの岩戸開きです
胴取は、大森神楽の代表に就任したばかりの佐藤吉訓さんです
天児屋根命です。
山谷流の神舞は、神歌も舞も重厚さが感じられますね。
天手力男命です。木綿子さん今日もパワフルです。
天之岩戸が開くと天照大御神と月読命が現れます。
めでたく、岩戸が開いた寿ぎに岩戸くずし舞となりますが、舞手が面を外す間に胴取さんが得意の撥車を披露します。
ここで会場は大いに沸きました。
さらに、息をもつかせぬスピードでくずし舞が舞われます。見事です。
動画でどうぞ。
