小田代神楽 八幡舞 @祀りの賑い
さて本日は、小田代神楽さんの祀りの賑わいから八幡舞についてです。
言うまでもなく、この舞は、応神天皇と神宮皇后の間に生まれた誉田別命(応神天皇)と品夜別命の本地を語る内容となっています。
応神天皇は母親である神宮皇后の胎内に居る時に朝鮮出兵し、帰国後は日本平定のため強力な武力をもって平らげて安き国造りをしたという神様です。
で、この舞はその兄弟神の話を語りながら、災厄消除、病魔退散、五穀豊穣などの願主満足を成就させたもうことを祈願しての神楽となっています。
後半は面を外しての崩し舞になるわけですが、崩し舞の序段で胴取りが神歌を掛けますが、この歌につれて舞手が低い姿勢から次第に急調な舞へと踊り崩すのが大好きです。
神楽歌も又いいですね~
〽 この御村の五穀豊穂の御祈祷守らせ給えやちいたつこうノリ
晴るる空かな 晴るる空かな やあほう おもしろや~
というわけで、本日の舞手は奥州市の学芸員さんと金ケ崎町から通ってくる神楽女子の相舞でした。
小田代神楽さんは凄く充実してきましたね!
今年は神楽組発足120周年にあたっていて、10月には記念の行事をと考えておられるようです。
楽しみにしていますよ!!
動画でどうぞ。
