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2015.02.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

栗原神楽 五條の橋 @尾松神楽鑑賞会

本のさて、今日からは第35回尾松神楽鑑賞会のリポートになります。

その中から、本日は栗原神楽さんの勧進帳です。

栗原神楽さんの由来については定本より

「明治一二年三月三一日、栗原悦之助が神道事務局に神楽の届出し承認を得た文書がある。
岩手県萩荘村市野々の自鏡山山伏神楽の指導を得たといわれている。
大正時代に復活、中断した。昭和五年、栗原の佐藤正吉が指導し再興する。その弟子代表の佐藤左吉に引継がれ現在に至っている。初代庭元栗原悦之助が中断後を再興した。」とあります。
現在の代表者は今野久悦さんです。

因みに胴取りは若きエースのコージくんです。



そして、五條の橋と言えば武蔵坊弁慶なのですが、弁慶役はタカノハシアキラさんです、力が入ってますね!

DSC01701_20150201185342d38.jpg

牛若丸です。通常牛若丸は白采なのですが、こちらでは牛若丸が幼少の身ということで長采になっています。

DSC01707_20150201185344e4b.jpg

弁慶が999本の刀を集めて、今夜千本を達成するという時に牛若丸に出会います。
牛若丸も五條の橋で夜盗の類が出て民衆を困らせているということを聞き、その征伐に向かいます。

DSC01711.jpg


そして二人は五條の橋の上で決戦となりますが、牛若丸の手管の前に弁慶が平伏すことになります。
そして、共に藤原秀衡の居城である平泉を指して旅立ことになるという話です。

DSC01715.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.02.01 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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