fc2ブログ
2014.12.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

古内神楽の鶏舞 @古内神楽上演会

さて、本日は古内神楽さんの鶏舞についてです。

その前に、古内神楽さんの由来について

「古くは大久保の春日神社の奉納神楽として別当三学院が法印神楽を奉納して来たと伝えられている。
弘化年代(一八四六)徳右エ門が宮元となり同村下黒沢神楽から南部神楽の指導を受け古内神楽を再興した。
法印神楽時代のものと思われる型の古い神楽面も多く保存されており、とくに天保12年(一八四一)の年号のある蛇面は、昭和五一年六月一関市の有形民俗文化財に指定された。
初代宮元徳右エ門、二代阿部専治、三代菅原栄三郎、四代菅原万次郎、五代阿部永治、六代阿部卯右エ門、七代阿部竹左エ門、八代阿部清喜、九代阿部考吾、十代菅原英雄である。」

とあります。

現宮元は千葉悦雄さんです。

IMG_8851.jpg

遠い昔に古内神楽が奉納していたという春日神社は、子の日の会場である古内公民館からほど近い道路沿いにあり、苔むした石段と林立する巨大な供養碑が目を引く古色蒼然としたお社です。



この日は鶏舞の上演に先立って、古内神楽の特徴ある舞い型について見せていただきました。
低く構えての扇と鉾の返しが特徴でしょうか。

IMG_8855.jpg

古内神楽では平成になって5年ほど人員不足で活動休止の期間があったということでしたが、4年ほど前から消防団の方々が5人加入して取り組むようになり、活動再開できるようになったということです。

そして、この日の上演会を目前にして小学生と大人の4名が新たに加入したということで、この日は初舞台ということにないrました。まだ、1ヶ月程の練習成果ということで、鶏舞の一部分ではありますが、とても明るい雰囲気が会場にもあふれていました。誰よりも宮元さんが一番嬉しそうでした。
これから、いろいろと演目を復活させていきたいと意気込んでおわれましたので、非常に楽しみです。

IMG_8860.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.12.01 |

«  | ホーム |  »

プロフィール

祭りの追っかけ

Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

カレンダー

11 | 2014/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ