大森神楽 夕日の衣川 第四場 @奥州市民芸術祭
本日は大森神楽さんの夕日の衣川・第四場/中尊寺縁起・江刺豊田舘の場についてです。
神楽演目の夕日の衣川は大森神楽の生みの親である三好京三氏の原作で、前九年・後三年の役から主題をとった台本とのことです。
安倍頼良・貞任の敗北から藤原清衡が中尊寺建立に至るまでの話を四場面の構成にした創作神楽となっている。
第1場 衣の館詮議の場、第2場 前九年の役合戦の場、第三場 大森山夕日の場 そして第四場は、藤原経清が居城としていた豊田の館(現奥州市江刺区岩谷堂)に息子である藤原清衡が再び居を構え母とともに暮らしていたところから始まります。
藤原清衡さん
奥州を拝領後に母である由迦の前を平泉に呼び寄せます
由迦の前さん
いつ聞いても山の葉は深みがあって良いです。
そして、前九年後三年の戦で亡くなった多くの霊を鎮めるためと、藤原家先祖代々の供養のために平泉に中尊寺を建立しようと決意するのでした。
めでたさに千代の御神楽です
で、荒崩しで装束を改める合間に、「おー来るぞ!」と予想通りに胴取さんの撥グルマです。今日も会場から大きな拍手が。
荒崩しです。いつもながら扇使いと足さばきがスピード感があって勇壮な感じが出ています。
動画でどうぞ。
