下大籠神楽 下大籠神明社奉納
さて、本日からは10月19日に行なわれました下大籠神楽神明社奉納の神楽についてです。
この日、神明社での神楽奉納と千松自治会館に設置された神楽舞台での神楽上演が行なわれました。
上演したのは下大籠南部神楽と兄弟神楽の大室南部神楽のニ団体です。
11時頃に神明社境内で三番叟が奉納されました。
この神明社は、なかなか立派な社殿ですが、ここに至る道が山道で、案内がなければ辿り着けそうもない場所ですが、それだけに先人の信仰心の深さが窺えます。
そして奉納終了後に下の自治会館で神楽集や地元の皆さんとお昼を頂きながらしばし神楽談義に。
1時頃から寄せ太鼓が始まると近所の皆さんも集まってきました。
最初は神降しの舞台清めです。
最初の演目は鞍馬御前です。
この日の下大籠南部神楽さんの趣旨は「子供たちと大人の共演による」神楽をめざしたということです。
静御前
ですので、演じるのは子どもと大人が一緒です。神楽の伝承という観点でも良い取り組みと思いました。
牛若丸
続いて、演目は「鞍馬山」になり、大天狗に兵法の修行を進められます。
子どもたち用に所作は多少省略されてはいますが、鶏舞ばかりでなく、こうして幕神楽も子どもたちに舞うことを教えていくのはとても意義深いことだと思いました。
動画でどうぞ。
