fc2ブログ
2014.10.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

館下神楽 御所の五郎丸陣屋巡りの場 @第37回平野神社神楽大会

さて、本日は、館下神楽さんの御所の五郎丸陣屋巡りの場です。

その前に館下神楽さんの由来を定本より

「昭和五三年四月、田中安雄が庭元となり神楽愛好者数人が、志波姫の刈敷神楽佐藤典雄師匠の指導を受け、舘下神楽を創設した。刈敷神楽は、栗駒町栗原神楽の佐藤正吉師匠の指導により復活したという。
初代庭元田中安雄、現在の庭元曽根英寿は二代目である。」

とあります。館下神楽は築館町の団体で現在の代表者は柳澤良夫さんです。



演目は曽我ものです。館下神楽さん得意の演目でしょうか。

内容は当日パンフレットから

源頼朝が小大名を集め富士の裾野に於いて春狩りを行うとの噂を耳にした曽我兄弟は「時至れり」と母の形見の名刀をたずさえ富士の狩場の陣屋に登る。時に建久4年5月28日夜半。兄の十郎祐成は22オ、弟時は18オであった。

IMG_6987.jpg



陣屋は折り悪しく大雨が激しく、警戒も一段と巖Lさを増し、「一の木戸」「二の木戸」は無事に通り越えたが、「二の木戸」は祐経の重臣と宮形八郎重房が警固し通れず、難渋するのである。

IMG_6994.jpg

兄弟はここで思案の末、弥源太と偽名を打って通り越えようとする所に「御所の五郎丸」に見定められるも、これが温情に依り御所の五郎丸の伴廻りに混じりて無事に「二の本戸」を通り越え、最期に小大名幕の紋所を五郎丸殿に教えられる名場面です。

IMG_6993.jpg

五郎丸が曽我兄弟に陣屋の指南をする場面。巻物がいい雰囲気を出してます。

IMG_6997.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.10.21 |

«  | ホーム |  »

プロフィール

祭りの追っかけ

Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

カレンダー

09 | 2014/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ