福島県の「飯坂けんか祭り」2014
久々の「祭り」カテゴリ記事になります。
本日は福島県へ遠征してのお祭見物です。
といいますのも、そもそも祭りの追っかけをする契機となったのは秋田の角館の曳山からでした。
そこで展開される「けんか」に惹かれて通った訳ですが、実は日本三大けんか祭りという呼び名があり、それは角館と岸和田のだんじり、それとここ飯坂温泉の八幡神社でおこなわれるけんか祭りなのだそうである。(ほかにもけんか祭りはたくさんあるが)
ということで、長年の念願がかなって(?)見ることができました。
祭りの概要については祭りパンフレットより
秋の例大祭は、五穀の豊饒を神に感謝し、氏子崇敬者の隆昌を祈願する祭りである。本祭りの神輿渡御は町内を巡幸したのち、夜の帳が降りると大勢の若衆に担がれた6台の太鼓屋台を従え、御旅所を出発する。神輿を先頭に境内に入り乱れると、神輿の宮入りを阻む屋台が激しくぶつかり合う。揺れる提灯の灯明が夜空を焦がし、負けじと打ち鳴らす太鼓の音が大地を轟かす様は圧巻である。
大阪・岸和田の『地車祭り』、秋田・角館の『飾山ばやし』とともに《日本三大けんか祭り》の異名をとり、湯の町を祭り一色に染める。祭りの歴史は定かではないが、太鼓の調べは京都・祇園囃の流れを汲み、300年余の伝統を誇る。「下がり半」「三切り」「流し」「宮入り」の4種類の打法があり、儀式太鼓の風格と勇壮さを今に伝え祭り太鼓保存会や小学校の太鼓クラブによって郷土の伝統文化が受け継がれている。
また、詳細は八幡神社さんのHPをご参照下さい⇒http://hachimanjinja.info/
昼間の神輿渡御風景

神社拝殿には参拝客がひっきり無しに訪れ、信仰の厚さが見て取れます。

今年は残念ながら、祭りを取り仕切る世話役の方が祭り初日に作業中事故で亡くなられたため、300年来の歴史で初めて屋台のぶつかり合いをやむなく中止となりました。

それでも各屋台の祭り組の皆さんは心意気で観衆を楽しませてくれました。
画像は梍花睦会の屋台、「けんか」は中止となりましたが、屋台を傾けながら回転させる等、最高の見せ場を作ってくれました..
梍花睦会さんの熱い思いはこちらでどうぞ ⇒「飯坂けんか祭り梍花サイト」

これは、まだの行がねば!
動画でどうぞ。
