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2014.09.18 | Comments(5) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

山ノ神神楽 一の谷合戦首取りの場 @第54回宮城岩手選抜神楽大会

本日は山ノ神神楽さんの一の谷の合戦首取りの場についてですです。

とその前に山ノ神神楽さんの由来について

「記録にはないが、以前は法印神楽であり滝沢流を名乗っているので流神楽であったと思われる。
その後、大正5年(1916)に若柳町の高橋忠右衛門から学んだ千葉盛を師匠に迎え、南部神楽として会員17名で復活したのが「山ノ神神楽」と言われています。
昭和44年に旧迫町指定無形文化に指定され平成17年に登米市の無形文化財となっている。
現在の代表は高橋章一氏です。」



一の谷合戦での平敦盛です。

DSC08489.jpg

敦盛を逃そうとする熊谷次郎直実でしたが、平山武者所に咎められやむなく敦盛を呼び返します

DSC08490.jpg

熊谷次郎直実は敦盛を取り押さえて首を討とうとしますが、あまりの若さと自らの息子の直家に思いが至って討つことができません。

この辺の逡巡すし懊悩する心境を胴取りが口説きで唄い上げます。泣かせどころです。

〽 平家の大将敦盛公 西に向かいて手を合わせ南無阿弥陀仏を唱えつつ 
   それを眺めし熊谷は 思わず涙で袖絞る 

DSC08506.jpg

敦盛公よ 必ず我を許されよ

平山公よ敦盛公の首を討ったり いざ検分検分

そして、熊谷次郎直実は敦盛の菩提を弔うため出家するのでした

DSC08524.jpg


動画でどうぞ。



尚、大変申し訳ありませんが、北辰神楽大会のリポートはここまでです。

2014.09.18 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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