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2014.08.25 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

川内神楽 安倍保名、狐狩り@ 第39回胆江神楽大会

さて、本日は衣川の川内神楽さんで安倍保名についてです。

川内神楽さんの由来については定本より

「川内神楽は古い歴史を持ち、今より二○○年前川内要害の利平他数名が、西磐井郡厳美村山谷神楽より政吉師匠を招き指導を受けたのが始まりである。
明治末期に至り神楽は各地に盛んになったので、他に負けないようにと再び三輪流山谷神楽より師匠を招き、振り付けを学んだ。
大正五年、西磐井郡平泉戸河内神楽に、また大正一○年頃、胆沢郡前沢町白鳥神楽を指導し組織した。
初代庭元高橋利平、二代利右エ門、三代七右エ門、四代菅原熊太郎、現在の庭元菅原宏は一二代目である。
昭和五三年三月二五日、衣川村より無形文化財の指定を受けた。」

とあり、現在も代表は菅原宏さんで御年86歳、この日も胴を取っております。



この日は神楽大会の途中で激しい雷雨になったので、日高神社の参集殿に会場を変更しての続行となりましたが、座敷で見る南部神楽もまた趣があります。

ところで、川内神楽さんの歴代師匠名ですが、「衣川芸能史」には少し違う記述がありますので、念のため掲載します。

初代 菅原利平、二代 鈴木徳右衛門、三代 高橋馬吉、四代 菅原熊太郎、五代 菅原兵太郎、六代 菅原重太夫、七代 菅原己之蔵、八代 菅原繁之丞、九代 菅原慶助、十代 菅原繁之丞、十一代 菅原慶助、十二代 菅原宏

安倍保名です 舞手は千葉道江さん

DSC07328_201408252039398c8.jpg

そこへ、石川悪右衛門に追われた白狐が保名の胸に飛び込んできます。

DSC07331.jpg

白狐をかくまった保名に石川悪右衛門が「さあ、白狐を出せ」と迫ります。
そこで戦いになりますが保名は深手を負って倒れます。

DSC07333.jpg

そこへ白狐が恩返しをするために、葛の葉姫に化身して現れ、我が家へと誘います。

DSC07339.jpg

動画でどうぞ。


2014.08.25 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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