佐野向神楽 鶏舞 @第39回胆江神楽大会
さて、本日からは8月22日に行われました第39回胆江神楽大会についてのリポートです。
この神楽大会は昭和51年に24の神楽組が構成団体となって始められ、胆江地方神楽振興協議会が主催となって現在まで毎年開催されております。
当日のプログラムは次のとおりでした。
笹森神楽「寄せ太鼓」
水沢南小学校神楽クラブ「御神楽」
小田代こども神楽「御神楽」
佐野向神楽「鶏舞」
笹森神楽「明神舞」
小田代神楽「山ノ神舞」
狼ヶ志田神楽「牛若丸、椿ヶ宮参詣の場」
川内神楽(衣川区)「安倍保名狐狩り」
大原神楽 「一の谷」

その中から佐野向神楽さんの鶏舞について(小学生の部は割愛させていただきます)
佐野向神楽さんの由来について「江刺の芸能」から
「嘉永6年和賀郡十二鏑村土沢神楽から高橋覚治、小山専太郎ほか数名の先生を招き、佐野向大城田庭元及川善助他9名tが伝授されたのが始まりで、以来130年を経ている。
昭和50年佐野向神楽保存会が発足し51年1月第十代目7名、52年第11代目11名が稽古を始めている。54年1月には部落小中学生がシガク舞、下舞を習得して春分の日に全戸を廻り披露するなどしている。」

佐野向神楽は土沢神楽の唯一の弟子神楽としてあるそうです、
保持する演目も式六番の他に神舞表裏14、座舞9、狂言舞6(忠臣蔵、お地曽、二人羽織、魚釣、お嫁入り、金山)ほどを数えておりますとのことです。現在の代表は菊池哲さんです。

この日は雨が降る中での奉納となりましたが、鶏舞で幕開けしたいい感じの夜神楽となりました。

動画でどうぞ。
