舞草鉦太鼓念仏 墓念仏
さて、本日は昨日に引き続いて、一関市舞川地区に伝承されます舞川鉦太鼓念仏についてです。
昨日のリポートでは初盆を迎えた家々を念仏衆が門付けして歩きましたが、その後に墓地2箇所と部落の菩提寺である観福寺での奉納の模様をお伝えします。
初盆の家庭を巡ったあとに墓地での念仏に入るわけです。
この日は山根の墓地で3軒、一本松の墓地で1軒、そして観福寺の墓地で6軒をあげました。
念仏を請われるのは初盆の家であり、自宅の盆棚での念仏上げとともに墓場でも上げてもらうように頼む家もあれば、墓場だけという家もあるようです。
この鉦太鼓念仏と直接関係はないが、以前からお盆中にこの周辺を通ると、墓地に沢山提灯が飾られていて不思議に思っておりましたが、これで納得しました。
初盆の家庭では、墓に提灯を下げて、御霊が迷わずに来るようにとの願いを込めているようです。
観福寺の墓地での念仏が終わると,最後に観福寺の本堂に上がり、念仏衆一同で最後の門誉念仏をあげます。 動画でどうぞ。
