栗原神楽 五穀舞 @ 大槌稲荷神社 神輿寄贈式
さて、本日は私の◯◯回目の誕生日ではあります。日々無駄の多いことばかりの毎日ですが、もう少し効率よく身の丈にあったことをと考えます・・・。
ということで、去る8月3日に大槌港にある新おおつち魚市場で奉斎されました大槌稲荷神社への神輿寄贈式に伴う神賑のリポートも最終回で、今日はなんと南部神楽です。栗原神楽さんです。
栗原神楽の胴取さんの親戚が大槌に居ることと、十王舘禰宜さんと栗原神楽の佐藤さんのつながりから今回の友情出演とも言える公演が実現したということです。
大槌はいうまでもなく黒森・鵜鳥神楽の廻り神楽の霞場内であり、他の地域からの神楽上演というのは極めて異例といえます。
これも、震災からの復興祈願を切に願う皆さんの気持ちの現れと思います。
さて、例により栗原栗原さんの由来について
「明治一二年三月三一日、栗原悦之助が神道事務局に神楽の届出しをし承認を得た文書がある。
岩手県萩荘村市野々の自鏡山山伏神楽の指導を得たといわれている。
大正時代に復活、中断した。昭和五年、栗原の佐藤正吉が指導し再興する。その弟子代表の佐藤左吉に引継がれ現在に至っている。
初代庭元栗原悦之助が中断後を再興した。」とあります。
そして、この日の演目ですが場所が場所なだけにいろいろと悩まれたようですが、比較的時間が短く、セリフが聞こえなくても楽しめるということで「五穀舞」ということになったらしいです。
ナイスな選択だと思いました。道化も入るので浜の皆さんも大変よろこんでおられました。
天照皇大神の使いが俵を積むと「復興祈願」」の文字が。
そして、舞手全員で海に向かって御神楽で舞い納めます。
栗原神楽の皆さん大変お疲れ様でした。とともに、また浜で神楽やりましょう!
動画でどうぞ。
