安渡太神楽 大槌稲荷神社 神輿寄贈式
さて、本日は引き続き、大槌稲荷神社の神輿寄贈式神賑から、安渡太神楽についてです。
由来については「大槌町の郷土芸能」から
「安渡に伝わる大神楽の記録はないが、伝えられるところ第百二十一代孝明天皇の御代、時の代官の命により金崎市兵衛(鍛冶屋)宮澤又助、阿部川子々松(綱大棒)の三人が盛岡八幡宮付近(七軒町)においてこれが総てを習得して町民に伝えたものである。
当時は非常に盛んに行われておりましたが明治頃になって一時衰退した時期もあったが、こうした状態を憂慮した、当時、有志の覚醒により現在に至っている。またこの大神楽は古くからお祭りを対象に行われてきましたが、当時のお祭りと言っても大漁・大豊作の年に限り五年に一度、七年に一度しか行われず、又新築の建物等をこの権現により四辺を清められたとも言われ、これ等に限られて大神楽の熱も次第に薄れ全く衰退した時代もあったが根強く愛好された先人の熱意によって今日まで伝承されてきた。
・踊りの種類 四方固め、通り(本調子)、獅子矢車、大神楽甚句、先踊り
・祝い唄 祝いの世をおし開くイザヤ神楽も舞い遊ぶ卜ウートゥートウー
身は三尺の剣(ご幣)を持ち悪魔を払うてヨイワナ、トウートウートウー
泰平世に神楽を舞い治めトウートウートウー」
動画でどうぞ。
