駒堂子供神楽 岩戸入り・岩戸開き @ 第37回みちのく神楽大会
本日は文字駒堂子供神楽さんの宝剣岩戸入り岩戸開きについてです
子供神楽とあるとおり、これは子供を対象にした神楽教室の中から傑出した子供たちを発表の場に出場されているものとのことです。
因みに指導に当たるのは文字駒堂神楽さんですが、中野神楽さんも指導にあたっておられるとのことです。
文字駒堂神楽さんの由来は定本から
昭和55年9月、鈴木九男が庭元となり同町文字の千葉徳市師匠を招き、部落有志の人達に神楽の指導を行い、文字駒堂神楽を創設し現在に至る。
初代庭元鈴木九男である。
とありますが、現在の代表は菅原金雄さんです。そして、神楽教室を開いて小中学生に神楽を教えているのが文字駒堂子供神楽です、中野神楽さんも指導にあたっています。
さて、演目は岩戸入りから岩戸開きまでの通しとなっています。
最初に天児屋根命が出て事の始終を唄い上げます。
この形式は法印神楽のツケと呼ばれるもの南部神楽にも踏襲されたもので、翁面をつけたものが最初に舞台に出て、これから始まる物語の梗概を話すとともに神楽の場を清める役割をしております。
猿田彦の出現に続いて、天孫瓊瓊杵尊の従者である天宇受売命が一舞をします。
そして、八百萬の神々が安の川原に集いて神諮りをした後に手力雄命が天の岩戸を押し開き、天照皇大神が出現します。
民衆の喜びを代弁するが如く天の神々があまの諸業に寿ぎを述べます。
そして、千代の御神楽を
動画でどうぞ。
