白浜神楽 宝剣納めと盗み取り @ 第37回みちのく神楽大会
さて本日は白浜神楽さんの宝剣納めと盗み取りの場についてです。
その前に、白浜神楽さんの由来について、岩手日報社刊「いわての郷土芸能」より
昭和45年、(一関市花泉町)白浜地区の隣組七人で白浜神楽会を結成。栗駒の佐藤佐吉氏を師匠にして白浜神楽を創設した。
白浜神楽は同じ花泉町の大門神楽から指導を受け、その演目の再現に力を入れている団体です。
また、同じ花泉町の大門神楽の菅原譲から大門神楽の真髄を学び、今では貴重な舞い方を残す神楽団体となっています。
胴取りはプログラムから変更になって、千葉良夫会長さんです
素戔嗚尊が八岐の大蛇退治で得た叢雲の劔を熱田の宮に納める場面です
その後に、磐長姫に身を変じた悪霊が緩やかに踊る場面です。
この時に胴取りが太鼓を打ちながら神謡を唄いますが、これが「山の端」と言われる女舞に専ら奏される神楽歌です。
実に.みちのくの風景に合う旋律です。
そして、磐長姫が山の端舞を演じるうちに、太鼓の拍子は責めの調子になります。
磐長姫転じた鬼女を禍々しくも演じます。
動画でどうぞ。
