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2014.07.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

阿久戸神楽 石川悪右衛門祈祷の場 @ 第37回みちのく神楽大会

本日は阿久戸神楽さんの石川悪右衛門祈祷の場についてです

その前に阿久戸神楽さんの由来について

「明治中期、佐藤宗治が庭元となり南部神楽系城生野神楽の小野寺直師匠より神楽を伝授され、堀口神楽を創設した。戦時中一時中断したが、昭和四九年一二月有志により復活し、阿久戸神楽と改称した。
初代庭元佐藤宗治、現在の庭元佐藤錦は五代目である。」

とあります。現在の代表は村山栄利さんです。

胴は佐藤錦さんです。



朱雀天皇の頃、矢田部判官定邦は荘園巡回の命を受けて、村長の案内で泉州の奥深い所にある信太の森に差し掛かった時に、白狐を祀る稲荷明神を見かけた。しかし矢田部判官は畜生を神にいただくとは何事と覇気祓ってしまいます。
少し月日が経って、矢田部判官の妻が原因不明の病に患ったことから家臣に病気平癒を祈願できる陰陽師を探すよう命じます。
そして家臣の岩井十郎が芦屋道満という高名な陰陽師の弟である石川悪右衛門に快癒の方策をとらせます。

DSC03807.jpg

そこで、召された石川悪右衛門は法力を駆使して除災しようと祈祷したところ、

DSC03815.jpg

矢田部判官の妻には狐の災いが取り付いていることを告げます。
そして病を完治するには白狐の生き肝を煎じて飲めば治ると告げます。

DSC03810.jpg

そして、狐狩りを依頼された石川悪右衛門は信太の森にと急ぐのでした

DSC03826.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.07.24 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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