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2014.07.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長下田神楽 屋島合戦平家の勢揃い @ 第10回登米市民俗芸能大会

さて、本日は長下田神楽さんの屋島合戦から平家の勢揃いという珍しい演目です。

その前に長下田神楽さんの由来について

「明治26年(1893)、岩手県西磐井郡花泉町の上油田神楽の南部神楽師 佐藤和三郎を師匠に招き、五穀豊穣を祈願して「橋向神楽」として創設されましたが、その後、二つに分かれ、昭和24年(1949)池田清治を師匠に「長下田神楽」として継承され、現在に至っています。」
昭和23年に保存会が設立され平成17年に登米市無形文化財に指定されています。
保持する演目は(神代三十三番)地割、宮鎮、七釜、棟上、庭鎮、初夜榊、宝剣、龍殿、普勝、七五三切、王ノ目、魔王、地讃、荒神、五大龍、湯引、帝童、笹結、薬師、三番叟、大乗ノ下、天王、正足、神拝、神招舞、後夜榊、蕨折、岩戸入り、岩戸開き、鐘巻、鬼門、橋引、権現
(神代三十三番外)神おろしの舞、八幡舞、雛之川舞、西の雲(鳥舞)、御室焼、天神七代、地神三代、彦火火出見尊、水神明神舞、天孫降臨
(狂言)牛若丸鞍馬破り、朝見ずの里、源義経東下り、屋島合戦、一の谷合戦、熊谷直実敦盛首取りの場、石童丸、待賢門の戦、信田が森安倍保名子別れの場、
となっています。大乗神楽の演目もかつては演じていたということのようです。

現在の代表は猪股一雄さんです。



そしてこの日は、屋島合戦から第2幕の平家兵揃え~合戦の場です。

源義経が平家方の陣に攻め込もうと、自軍の将兵を呼び寄せます

DSC03102.jpg

一方平家方の大将 能登守教経も自軍の将兵を呼び出し、陣を堅く護れば敵なしと檄を飛ばします

DSC03108.jpg

平維盛、経盛などの荒武者が乱舞する、まさに荒型総登場といった壮観な舞台が見ものです。

DSC03111.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.07.14 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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