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2014.07.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

本宮神楽 鳥舞 @ 第10回登米市民俗芸能大会

さて、本日からは7月6日に開催されました第10回登米市民俗芸能大会の中から神楽演目について連続掲載します。
なお、当日になってプログラムが変更になりましたので、本日記事の一番下に掲載しましたのでご参照下さい。

最初は本宮神楽さんの鳥舞です。
民俗芸能大会での構成では南部神楽は劇舞中心となるのですが、最初に鳥舞をもってくるのは主催者の配慮と思われます。式舞あっての神楽ですので嬉しい構成です。

本宮神楽さんの由来については「登米市伝承伝統芸能記録保存」誌から

「栗原郡築館町にある本木神楽を習得した小野寺文昭が、昭和50年頃から登米市中田町上沼地区北部の人たちに指導したのが始まり。昭和55年に保存会を設立し、平成17年に登米市無形文化財に指定された。
保持する主な演目は、鳥舞、弁慶安宅の関、曽我兄弟、源平合戦、牛若丸一代記 等となっている。
現在の代表は小野寺文昭さんです」

ということです。

太鼓になにか書いてあります。気になるので調べてみました。
どうやら亘理町荒浜出身の民謡歌手の白井幸子さんのサインと「母娘絆」という曲名のようです。



築館の本木神楽は城生野神楽の系統ですので、鳥舞も城生野神楽の特徴が表れているようです。

DSC02760_201407071822529b5.jpg

本宮神楽さんでは昭和59年から地元の上沼小学校の児童に鳥舞を指導をしているということで、後継者養成も奮闘されているということでその成果が現れてきているのではないでしょうか。

DSC02758.jpg

動画でどうぞ。




変更になった当日のプログラム

1,本宮神楽(鳥舞)
2、赤谷神楽(御番所)
3,浅部法印神楽(叢雲)
4,飯戸井神楽(牛若丸の鞍馬破り)
5,山ノ神神楽(一ノ谷合戦首取りの場)
6、加賀野神楽(敦盛・玉織姫別れの場)
7,上町法印神楽(日本武尊)
8,長下田神楽(屋島合戦、平家の勢揃い)
9,本吉法印神楽(道祖)
10,畑岡神楽(矢田部判官地所検問の場)
11,細野神楽(敦盛・玉織姫別れの場)
12,岡谷地神楽(地神四代)
13,舘神楽(天孫舞)
14,嵯峨立神楽(笹結)
15,佐沼鹿踊 欠場
16,芦倉獅子舞
17,小島願人踊
18,嵯峨立甚句
19,大網おいとこ踊
20,森邑おいとこ踊
21,巻おいとこ踊
22,とよま囃し、とよま木遣り

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.07.07 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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