早稲谷鹿踊 仏拝み @ 甘酒地蔵尊例祭
さて、本日は早稲谷鹿踊の仏拝みです。
仏拝みの演目は、特別な舞として、年に1回の甘酒地蔵尊の祭りの時とお盆にのみ踊られる。
地蔵祭には前年に亡くなった新仏に対する回向として踊り、お盆には新盆の家々を廻り踊る。
庭に棚を据えて、その上に新仏の位牌、水、花(みそはぎ)、線香、ロウソク等を置き、その周りに鹿が蹲踞の姿勢で回向を手向ける(口唱歌・太鼓ともに小さな音で行う)。その後位牌を中心に輪踊りをするが、念仏踊りの様相であるとのこと。
〽 参りきて これの御壇を見申せば 千ぼうそとはに立てておかれる たてておかれる
この地蔵尊祭りを見に行った年は、東日本大震災のあった年の夏のこと、
気仙沼市の海岸部はまだまだ瓦礫の山の中で、行方不明者の捜索も続いている中。
ここ早稲谷は山間部とはいえ例年とは少し違う意味合いの仏拝みの踊りとなりました。
動画でどうぞ。
