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2014.07.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

早稲谷鹿踊 入羽~鹿の子 @ 甘酒地蔵尊例祭

今年も早いものでもう半年終わりました。いよいよ夏になってまいりましたが、本日からは、今から3年ほど前に見聞した宮城県気仙沼市早稲谷にある甘酒地蔵尊の例祭に奉納する早稲谷鹿踊について連続投稿となります。(少し古いネタで申し訳ありませんが、いつか書こうと思っていましたので)

この例祭は毎年旧暦6月24日に近い日曜日に開催されます。

早稲谷集落の小高い山の上に甘酒地蔵尊が祀られています。



この甘酒地蔵尊は240年前、天明の大飢饉で亡くなった乳児を供養するために建立されたといいます。甘酒を母乳に見立てて供えたのが始まりということです。
沢山の方がお参り来ておりました。また祭りを見に来た観衆に地区の皆さんによる甘酒が振る舞われました。おいしかったな~。

DSC02277_20140701223653ca0.jpg

鹿踊の供養碑が2基ほどありました。

DSC02275.jpg

早稲谷鹿踊の由来は、今から180年ほど前に、気仙沼市早稲谷地区の北隣、上八瀬地区の住人が大東町大原山口地区の踊り手から鹿踊りを伝授されたが、5 0年ほどで衰退した。
明治1 5年頃になり早稲谷地区の9人の若者が、ただ1人残った上八瀬地区の踊り手、熊谷林蔵氏を招いて踊りを伝授
されたのが早稲谷鹿踊の始まりといわれている。

最初は入り込みから始まって、鹿の子になります。

DSC02285.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.07.01 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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