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2014.07.30 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

鶯沢神楽 弁慶安宅の関 @ 第37回みちのく神楽大会

さて本日は鶯沢神楽さんの弁慶安宅の関です。

その前に、鶯沢神楽さんの由来について定本より

「明治初年、玉井豊之助、小野寺久五郎の両人が世話人となり、岩手県西磐井郡萩荘村達古袋神楽の師匠を招き、神楽の伝授を受け日向神楽を創設した。
戦前、戦後舞方が少なくなり中断していたが昭和三九年、町教育委員会が郷土芸能後継者養成講習会を開催した。講師は小野寺捨男、小野寺東策の両師匠の指導であった。
これを機に鴬沢神楽保存会を組織し現在に至る。
なお、明治一八年、二○年の二回にわたり、伊勢神宮に神楽を奉納したという。
また、大正年間、田谷神楽(江刺市愛宕)の指導をしたともいわれている。
初代庭元玉井豊之助、現在の庭元岸湊は六代目である。」
ということなそうです。現在の代表者は高橋長人さんです。



この日の演目は十八番の安宅の関でしたが、見事優勝に輝きました、おめでとうございました。
さらに弁慶役は荒舞の個人賞も取り面目躍如といったところです。

DSC04112_201407302016249a8.jpg

安宅の関でのおなじみ勧進帳の読み上げです。

DSC04126.jpg

そして、関守の富樫は判官殿に似ている剛力がいるとの家来の忠言で面を改める。
弁慶は機転をきかせて義経を打ち据える場面です。

DSC04149.jpg

あまりの激しい仕打ちに驚いた富樫が、義経主従の心情を汲み取り、関を通そうと決心します。
「ここで縄をかけるより、武士の情けのかけどころ」

DSC04171.jpg

動画でどうぞ。

2014.07.30 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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