羽田打囃子~御田植 @ 気仙沼市羽田神社 御田植祭
さて、本日は羽田神社御田植の神事についてです。
次第は次のとおりです。
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この祭りは平成17年に始められた比較的新しい神事ですが、田植行事は塩竃神社で行われていたものを倣ったものと思われます。是非長く続けて欲しいと願います。
ここは、宮城県気仙沼市の西部山間地区で、ツツジで有名な徳仙丈の麓にある集落です。
神事に参加する行列が水梨文化館を10:00の花火を合図に出発し、神田までの200m程を羽田打囃子が演奏される中を厳かに練り歩きます。
馬蹄形の新田前には沢山のテントが立ち並び、なかなか盛大な祭事になっておりました。
宮司さんの主斎で神事が執り行われ、ついで神賑が行われます。(これは既にリポートいたしました)
いよいよ田植えの儀となります。
耕作員が古式に則り忌鍬を斎田にふるいます。
ついで、枠回しが田植えの目印を付けて進みます。
田植えをする早乙女・早男は水梨小学校をはじめ近隣の4つの小学校の児童が参加していました。
田植えの途中で昔懐かしい田植唄も歌われ、少し肌寒い風の中でしたが、爽やかな田植え風景が広がり、皆んな笑顔で観ていたのが印象的でした。
早男たちもだんだん熱中してきて泥だらけになるのもお構いなしです。
田植え開始から30分ほどで植え終わりました。(3分の1ぐらいは大人たちも手伝いましたが)
周囲に掲げられた大漁旗は被災したものを神社に寄進されたということです。
禰宜さんにお話を伺いました。
秋には抜穂祭が行われるということです。10月下旬の稲の実り具合で日を決めるということでした。
今年はエルニーニョなんて噂がありますが、幟にもあるように五穀豊穣の秋になるといいですね。
私はこのあと羽田神社へと向かいました。
動画でどうぞ。
場所はここです。
