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2014.05.20 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

布佐神楽 三宝荒神 @ 2009年 平泉郷土芸能祭 神楽大会

さて本日は布佐神楽さんの三宝荒神です。


当日プログラムの解説を参照いたします

「二人の荒神が御神酒をいたく召されています。その宴席でお互いの剣の舞を試そうと競い合いますが、それぞれの舞に寸分の狂いもなく、喜び勇んだ荒神達はこれを悪魔退散の舞と定めたといいます。
三方荒舞は式舞の一つですが、伝承している団体は非常に少なくなってきました。布佐神楽では、これを得意演目のひとつとして伝承しており、法印の神楽の伝統的なステップを鑑賞することができます。
太鼓の拍子に合わせて荒神が互いの剣を持ち合って舞う姿も圧巻です。」

とあります。

幕だしでは、三人の舞手が幕を揺らしての登場です。
胴もサンヤ舞の拍子です。



山伏神楽由来の演目ですが、岳では勢剣、大償では手剣。
また、番楽では三人立という呼称で舞われている。

前半の面を付けての払い舞と、後半の直面になってのアクロバット的な剣舞が特徴で、人気があるゆえに多くの神楽で取り入れられているのだろうと思います。

他に龍殿という演目の場合は二人で刀潜りをいたしますが、羽山神楽には三人龍殿というものがあるようです。

DSC07213.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.05.20 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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