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2014.03.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 大乗の下 @ 第14回慶昌寺神楽公演




本日は和賀大乗神楽さんの大乗の下です。

大乗の下とは何かというと加茂の明神の舞とされている。加茂の明神の本地は難勝佛と言われ、神降し神上げの際に舞われる儀礼舞とされている、と当日プログラムに記載されております。

陸前浜の法印神楽においては大乗の下を道祖の演目に比定しているところもあり、「道祖 又は大場ノ下とも云う」と記載されています。

道祖も夜神楽の最初に演じられる演目で、本来は舞台清め払いの意味もあったのだろうが、舞の中に散米が入ることから播種豊作の祈祷舞のようになってきている。

その点で、大乗神楽はもともとの形を継承してあくまでも神降しに際しての祓い清めの役割を果たしているということが貴重であるかもしれません。



この日の舞手は高橋さんで、久しぶりに舞手を務めたということです。
これも貴重な機会になりました。眼福です。

DSC08393_20140324202423908.jpg


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.03.24 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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