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2014.03.20 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

平倉神楽 恵比寿舞 @ 第21回遠野郷神楽共演会

本日は平倉神楽さんの恵比寿舞についてです。

平倉神楽さんの由来については「遠野の民俗芸能」等より

「明治34年旧宮守村塚沢の塚沢神楽から二代にわたって指導を受け、その時、神楽幕及び権現様をいただいている。
戦時中に中断していたが、昭和30年頃からは神社での神事のみ行った。昭和60年ごろに小学生のシンガクを復活させ八幡宮例祭等に参加するようになった。
平成12年から岳神楽の直径である石鳩岡神楽から一の倉保氏を招いて指導を得、本格的な幕神楽の練習を開始して今に至る。」

とあります。




この日は悪神退治の予定でしたが、メンバー等の事情と思われますが、急遽恵比寿舞に変更になりました。

で、恵比寿三郎が舞い出ます。
幕出し歌は センヤーハー西の雲 です


DSC05606.jpg

ここで、他の流派の恵比寿舞では見られない天照皇大神が出ます。
もともとは、天照皇大神、月読命と三兄弟が打ち揃う場面であったと思われますが、ここでは二神のみの場となっています。
ここで、なぜか「五穀の」と胴歌がかかって恵比寿が五穀の種を捧げて登場します。
五穀舞と融合しているようです。

DSC05612.jpg

そして、五穀の豊穣を祝って共に祖先を敬い、豊葦原瑞穂の国の安寧を祈念して千代の御神楽となります。
二人舞のクズシとなります。

DSC05637.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.03.20 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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