外山神楽 天降り舞 @ 第21回遠野郷神楽共演会
本日は外山神楽さんの天降り舞でdす。
外山神楽さんは、遠野市小友町外山地区に伝承されている岳神楽系統の山伏神楽です。
由来としては、文政年間にも外山集落で菊池氏を庭元として神楽が行われていたということですが、火災によって神楽道具が消失したため一度廃絶している。
その後、明治28年に東和町の田瀬地区にある白土神楽から師匠を招いて神楽を再興したということです。
白土神楽は文政3年に岳から伝承されているとのこと。
保持する演目は式六番と天降り、鞍馬、天女舞などのようです。
話は変わりますが、小友町には外山、長野、鷹鳥屋の神楽がありますが、巌龍神社の祭典には権現様を捧持して一斉に門打ちをいたします。鹿踊の門打ちと相まって小友の町並みが祭り一色になるさまは誠に壮観です。
演目は天降りですので、最初に猿田彦命が荒舞で舞い始めます。
猿田彦命が幕前を振り向くと、天鈿女命と天忍穂耳命が現れ、天岩戸への道案内を命じます。
すると、猿田彦命が道案内をすると申し出ました。
そこでめでたく千代の御神楽となります。
古風な感じのする崩し舞です。良いです。
動画でどうぞ。
