阿久戸神楽 石川悪右衛門祈祷の段 @ 第35回志波姫神楽鑑賞会
そんな訳で本日は阿久戸神楽さんの石川悪右衛門祈祷の場についてです。
その前に阿久戸神楽さんの由来について
「明治中期、佐藤宗治が庭元となり南部神楽系城生野神楽の小野寺直師匠より神楽を伝授され、堀口神楽を創設した。戦時中一時中断したが、昭和四九年一二月有志により復活し、阿久戸神楽と改称した。
初代庭元佐藤宗治、現在の庭元佐藤錦は五代目である。」
とありますが、現在の代表者は村山榮利さんです。
この日の胴取りは佐藤錦さんです。さすが熟練の撥さばきですね!
矢田部判官の妻が原因不明の病に患ったことから部下の石川悪右衛門に快癒の方策をとらせます。
そこで、召された石川悪右衛門は法力を駆使して除災しようと祈祷したところ、矢田部判官の妻には狐の災いが取り付いていることを告げます。
矢田部判官は妻の病の除災しようと岩井十郎にことを託します。
岩井十郎の命を受けた蘆屋道満の弟である石川悪右衛門が事の終息を図ろうとします。
すると祈祷をするうちに白狐の卦が現れます。
そこで、石川悪右衛門の狐狩りの場面へと続くわけです
動画でどうぞ。
