沼崎神楽 安倍保名捕らわれの場 @ 第35回志波姫神楽鑑賞会
今日から3月に入ります。旧暦でもなんとピッタリ2月の1日となっております。
が、また寒の戻りがあるということでもうしばらく寒さとのつきあいか。
そんな訳で本日は沼崎神楽さんの安倍保名捕らわれの場についてです。
その前に沼崎神楽さんの由来について
「明治中期、佐藤新蔵、及川喜吉が世話人となり、岩手県南から神楽の師匠を招き指導を受け、沼崎神楽を創股したと聞く。
大正初期、三浦長左エ門、高橋丈太夫、三浦忠佐等が中心になり、一ノ谷の合戦、大蛇退治が有名になり県内外まで出演した。
戦後一時中断したが、再度新妻寿等の有志により復活し現在に至る。初代庭元佐藤新蔵、現在の庭元田代勉は五代目である。」
ということです。
胴取りは佐藤泰徳さんです。
信太の森で石川悪右衛門に追われた白狐を助けたがために、悪右衛門に捕らわれることとなった安倍保名です。
そこへ、白狐が变化した来盤上人が悪右衛門に仏法を説いて保名を許すよう説得します。
上人に变化した白狐は自らの正体を明かして、保名に恩返しをしたいと申し出ます。
葛の葉の元へと急ぐなり
動画でどうぞ。
