小田代神楽 八幡舞 @ 第7回祀りの賑わい
さて、今日は第7回祀りの賑わいから小田代神楽さんの八幡舞についてです。
小田代神楽さんの由来は定本より
「明治二八年一○月、部落の氏神五十瀬神社に神楽を奉納するため、氏子総代の植田喜作が庭元となり、羽田の鴬沢神楽から師匠を招き指導を受け、小田代神楽を創設した。
初代庭元植田喜作、二代及川春治、三代及川情四郎、四代~代及川篤男である。」
とありますが、現在の代表は及川章さんです。
八幡舞は山伏神楽では式舞に入っていますが、南部神楽の場合はこれが狂言神楽の演目になっていることがあります。
けれども、瀬台野神楽系では式六番のうちに入っております。
胴取りの口唱歌は
「この御村の五穀豊穂の御ご祈祷守らせ給えやちいたっこうノリ」
で始まります。
これは、武神である八幡の神が、時代を下るにしたがって天下安穏、五穀豊穣の神に変遷していっったことの証で、やがて日本全国で2万社ともいわれるまで信仰深い豊穣の神様になったということです。
動画でどうぞ。
