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2014.02.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大室南部神楽 五條の橋の場@第34回尾松地区神楽鑑賞会


今日は第34回尾松地区神楽鑑賞会から大室南部神楽さんの五條の橋の場です。

大室南部神楽さんの由来について

大正15年に、大室の神楽好きな人たちが岩手県下大籠村(現:一関市)出身の津田清人氏に教えを乞い、伝承された。
津田氏は岩手県から大室地区へ足を運び、佐藤庄吉氏の自宅に数ヶ月間滞在し地域の若者たちへ神楽を伝授した。
藤沢流瑞山神楽と称している。戦時中一時中断したが、昭和50年に佐藤清次の指導で復活した。

とありますが、先の大震災による津波で大室地区内の50戸のうち48戸が流失し、16名が亡くなった。
そこから地域の絆を取り戻すために大室の若者たちが立ち上がり、全国からの支援で神楽道具や装束を揃えて昨年5月に復活公演を行いました。

昨年5月の公演の模様は当ブログの記事もご参照ください。⇒http://maturinookkake.blog.fc2.com/blog-date-20130513.html



演目の五條の橋 幕だし唄は

〽 センヤーハー 牛若丸は 五條の橋へ急ぐなりホー 急ぐなりホー

瑞山流ということですが、大室の所作は爪先から指先まで力の籠もった独特の手次足次が特徴です。周囲を法印神楽に取り囲まれている影響なのかと思われます。

牛若丸さんです

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弁慶さんです

DSC05889_20140204202239217.jpg

牛若丸と弁慶の戦いの場面です

DSC05905_20140204202240bb3.jpg


大室南部神楽さんのサイトはこちらです。大室南部神楽保存会


動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.02.04 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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