似田貝神楽 四人八幡舞 @第21回遠野神楽共演会
今日は遠野神楽共演会から似田貝神楽さんの四人八幡舞についてです。
似田貝神楽は明治33年に同じ旧土淵村の飯豊神楽から伝授を受けて始められ、似田貝地域内に鎮座する神明社を掌管していたと思われる修験者(文殊院)により付属神楽として農民に伝えられたといわれます。
戦中戦後に一度途絶えたが、平成6年に保存会を結成して復活し今に至る。
四人八幡は表式舞の八幡舞に対しての裏舞で、上筒男命、中筒男命、下筒男命の綿津見三神と品陀和気命の四人の神舞です。
雲張り、幕出しにより四人が舞いでます。鎧の衣装は遠野山伏神楽の特徴ですが、円満寺系でも同様の装束ですね。
悪魔降伏の弓矢を四方に射た後にで鳥兜を外して刀舞になります。
この辺の扇使いとかは鹿踊の刀掛けに通じるような気がします。
そして刀くぐりとなります。見事ですね。
御神楽風の扇舞の後に四人並んで舞うのが特徴的です。
動画でどうぞ。
