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2014.01.19 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽 神送りの儀@平泉文化と南部神楽

今日は大寒の前の日というのに、少しばかり寒の緩む一日でした。


さて、そんな訳で金成延年閣での南部神楽活動支援協議会の公演も最後となりました。

赤谷南部神楽さんの神送りの儀です。

この日神楽に使われた太鼓は赤夜神楽の工藤さんが宮城県鳴子町の鳴鼓堂に製作依頼していたもので、この日が叩き初めということでした。

この日の冒頭の神降しで達古袋神楽さんが胴を叩き、その後も他の団体の胴取りさんが一つの太鼓を叩いた訳ですが、不思議と全部が音色が違うように聞こえました。

胴取りさんそれぞれの太鼓の技が違うことによって大太鼓のような豪快な響きになることもあれば、太鼓の皮面を豆粒が転がるような軽やかな音に聞こえるなど、不思議な技だなと得心した次第です。

そして、この日は赤夜神楽の常任胴取りの工藤さんが石越の消防団行事で遅れて来たために、自らが注文して制作した太鼓をやっとのことで叩き初めになったわけです。
ですので、降神の儀の前に赤夜神楽の会長さんが思う存分好きな様に叩いてけらい!と言ったわけです。
で、工藤さんも気持ちよさそうに南部神楽の胴の技のすべてを繰り出すかのように様々な撥技法を聞かせてくれました。
あ~今日もいい神楽っこを身だな。 そんな満足感で延年閣を後にしました。





動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.01.19 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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