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2014.01.15 | Comments(2) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽 屋島合戦忠信兄継信尋ねの場@平泉文化と南部神楽

今日は小正月です。本来は今日が門松注連飾り等を外してどんど焼きとなるのですが、成人の日がハッピーマンデーになってからは、ますます日取りがいい加減になってきて、今年は神社さんも12日とか13日とか土日に合わせるようになってきました。これではただの共同焼却の場だな。

さて、本日は赤谷南部神楽さんの、お馴染み屋島合戦から忠信兄継信尋ねの場です。

冒頭に平教経が出て激戦の中で継信に矢で射抜いた場面を表します。



義経さんです。

DSC04355.jpg

義経が忠信に、兄継信の姿が見えないので屋島合戦の戦場を探して参れと命じます。

DSC04359.jpg

夕暮れの浜辺で、兄継信を見つけますが、胸板を射抜かれて息も絶え絶えの兄を励まそうと鎌倉権五郎の逸話を語る場面です。

ここで、ちょっと横道にそれますが、鎌倉権五郎は元の名を平景政といい、源義家が後三年の役で出兵した際に従軍した強者です。
清原軍の放った矢が右目に刺さるも、その敵を逆に射殺し、自陣に帰って見方に屋を抜いてもらったという逸話があります。(ちなみに矢を抜いた目を洗った川である厨川には片目の鰍が住むようになったという伝説があります。)
また、鎌倉権五郎の子孫には梶原景時がいる。

閑話休題!

兄を抱き起こす忠信。

DSC04384.jpg

主君義経の待つ高松城へと兄を背負って歩き出す。
勝っても修羅、負けても修羅 浜に千鳥がなくばかり という場面です。

DSC04385.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2014.01.15 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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