達谷窟毘沙門堂 天長節、神樂奉納舞納
本日は天長節です。
今上天皇のお誕生日です。
天長節は唐の玄宗皇帝の誕生日を祝った故事に由来するそうです。
ですので、昭和時代は4月29日が天長節だったわけですね。
達谷窟毘沙門堂の内陣にて別当様が法要のあと天長節の歌を朗々と歌われました。
聞いていて心が清々しくなります。
天長節の歌はyoutubeでも聞くことができます。⇒http://www.youtube.com/watch?v=_GB4aHY6vNk
また、下の写真はつい最近完成したばかりの蝦蟇ヶ池弁天堂です。
来年には鐘堂の屋根の葺き替え事業が予定されていて、現在その勧進を行っているようです。
銅板1枚につき2,000円の寄進となりますが、お礼に西光寺の手拭いと毘沙門様の御札が頂けます。
おまけに銅板には自分の名前と願い事を書き込むことができます。
皆さんも是非ご寄進ください。 詳細は別當 達谷西光寺のにてHP ⇒http://www15.ocn.ne.jp/~iwaya/mysite1/top.html
さて、法要が終わると、堂内で達谷窟毘沙門神楽さんの御神楽奉納となります。
達谷窟毘沙門神楽さんの由来については定本より
「今から230年ほど前に始められたと言い伝えがあるが資料はない。
明治初期、水沢市北下幅神楽と、大正初期水沢市瀬台野神楽を指導し交流がなされている。
現在の神楽は、昭和48年、平泉町平泉字上窟の阿部幸吉師匠の指導により復活したものである。
古い庭元のことは不明であるが、現在照井幸男が代表者となり世話している。」
とありますが、その後昭和63年に婦人会神楽を発足させ、平成6年には若妻神楽を結成し、活動の中心的役割を果たしています。
今日は大変寒かったのですが、堂内には凛とした空気が張り詰めて、一年の納にふさわしい御神楽を拝見することができました。
動画でどうぞ。
