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2013.12.17 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

平倉神楽 天照五穀舞 @ 平成25年12月8日 石鳩岡神楽交流会


本日は平倉神楽さんの天照五穀舞についてです。

五穀舞には男五穀と女五穀がある。
男五穀は最初に天熊人が出て荒舞を舞い、女五穀は天照大神が出て優雅に舞う。
両者ともに五穀の種を得て千代の御神楽となるわけですが、静と動の対照的な演出だと思います。

天照五穀は、その静のパートから入るわけで、素晴らしい女舞の表現に観客も魅了される。
ちなみにこの日の天照大神は女性の舞手でした、感心しました。



〽 天照す で幕出しになり、千早の左袖に両腕を入れて一文字に横に張ったまま四方切りをする。
  袖で顔がよく見えない風になっているが、風姿花伝の「秘すれば花」といった雰囲気で、神秘的な舞である。



扇や素手の舞で四方切りをした後、幕に向かって立つと、幕から天熊人が出て、天照から保食神の様子を見てこいと命を請ける。

〽センヤー 五種の  で、保食神、天熊人、月読神が出て五穀の由来の沙門がかかる

DSC03040.jpg

一巡りした後で面を外して千早を脱いでクズシ舞となります。
掛け声をかけている川崎さんも絶好調です。


DSC03064.jpg

クズシ舞の神歌から

〽 五種のたなつものまで供えつつ 清かなりと納受したまへ

幕入りでは大喝采でした。

DSC03097_20131217201358af4.jpg


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.12.17 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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