鵜鳥神楽 恵比寿舞 @ 平成25年12月7日 奈奈子祭 冬の陣
本日は奈奈子祭 冬の陣から引き続き鵜鳥神楽さんで恵比寿舞についてです。
三陸沿岸には欠かせない演目である。
法印神楽では、この演目は蛭児として上演され、西の宮とも称されている。
恵比寿が釣り上げた魚を道化が売りさばいたり、釣り竿の先につけた切紙の魚を観客が受け取り、その代わりにご祝儀を結びつけたりと、大漁の予祝芸能でもあります。
ちなみに南部神楽では西宮太神という演目で、太郎次郎の道化もでてくる。
鵜鳥神楽では、地元の普代村において毎年旧暦10月20日に行われる「二十日講(えびす講)」での神楽奉納がある。
漁師たちが神社を参拝した後に詰め所の番屋で直会とともに大漁祈願の酒宴が開かれ、賑やかな神楽囃子にのせて恵比寿舞が舞われる。
そういった意味合いで恵比寿舞は浜の漁師の信仰そのものなのである。
最後に釣り上げた鯛にトドメを刺す場面では、場内から子どもを連れてきて、子どもも神楽に参加させる。
宿神楽の真骨頂といえる。
動画でどうぞ。
