永井地区郷土芸能伝承保存会 おはやしとお獅子舞
本日はいわい民俗芸能祭から永井地区郷土芸能伝承保存会さんのおはやしとお獅子舞についてです。
由来については当日プログラム等から
「永井地区には文久年間から獅子舞とそれに付随する打ち囃子があったということです。
途中で中断していたのを東永井獅子舞として弥栄神社例祭奉納する芸能として復活させ正月に各戸廻りをした時期もあった。
その後は花泉南中学校での伝承活動で15年間伝承してきたが、学校統合で途絶えたものを3年前に保存会を結成して再び活動をしたということです。」
最初に打ち囃子ですが、お囃子に獅子舞が付くのは陸前地方の獅子振りの形態で、それが北上川伝いに花泉に伝播したものと思われます。
獅子舞ですが、獅子あやしは小学生男子がつとめます。
獅子あやしが扇と幣束を持つのは神楽の影響と思われますが、(装束も神楽の道化っこの格好です)
途中で、獅子に噛ませた幣束を獅子が口で放り投げて獅子あやしに渡す場面が神聖な祈祷的な意味合いがありそうでいいですね。
動画でどうぞ。
