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2013.11.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

鶴羽衣鹿踊 @稲瀬芸能文化まつり

一昨日に引き続き稲瀬の金津流の踊り組である鶴羽衣鹿踊から春駒を。

由来については「江刺の芸能」から抜粋

「慶長12年仙台城下宮城郡七北田の藤九郎から鶴羽衣の初代万吉が伝授を受けた。その後、三代万吉(俗名要吉)が亨保3年に南部仙台御藩境御番所の武士頭として赴任していた仙台藩士犬飼清蔵から伝授されたとある。
巻物は犬飼清蔵から宮城郡国分松森村の嘉左衛門に譲られ、小野利源太が文化8年にその巻物の筆者を許され、、その一巻を文化11年に万吉が授与されている。
そして息子の喜四郎へ継がれたが、その門弟の一人に伊三郎という大変踊りの上手な人が居り、踊りの師匠として地元の鶴羽衣はもちろんのこと、三照や広瀬歌書(ともに江刺)にまで広く伝授したとが墓石に記されてある。
供養碑の中で最古のものは文化5年のもので巻物を伝授される以前から踊られていたことがわかる。
当踊り組は慶長年間以来三百数十年絶えることなく伝統を守り芸能保存に努めてきたことにより昭和38年に岩手県無形民俗文化財の指定を受けている。」

とあります。

中立のザイですが、白いメッシュが入っています。とっても渋い感じでかっこいいなあ。

DSC01699_201311231717410da.jpg


ガワジシの一人が最初に庭を巡りながら踊り、その後に二人が出て三人で踊ります。



春駒の鹿唄は次のとおりです。

春駒の 庭の櫻 つなぎとめ 駒が勇めば 花が散りそろ 花が散りそろ

DSC01716.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.11.23 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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