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2013.11.19 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

紫野鹿踊 @ 赤沢まるごとまつり

本日は赤沢まるごとまつりから紫野鹿踊についてです。

由来は、正徳年間に紫野三右衛門が徳田村の川村仁左衛門の娘と結婚したことに始まる。
川村家の周辺で踊られていた徳丹鹿踊りを習って伝えたと言われる。
また、仁左衛門の娘が鹿踊り由来の巻物を書き写した、これと同様の巻物が現在の庭元である内村家に伝えられているという。
伝承は文政年中に再興したが、一時廃れて明治5年に復興して現在に至る。
現代表は内村寿夫さんです。

踊り手はシシ八頭と中踊り二人が基本。
鹿は太夫ジシ1人、メジシ1人、狂いジシ1人、平ジシ5人となっていて、囃子方は太鼓と笛がつくが、かつてはササラもあったということです。



この日は小学生と保育園児の兄弟がデビューということで一緒に中踊りを勤めたわけですが、これがまた実にじょうずで、会場の注目をいっしんに浴びていました。
将来が楽しみです。

DSC01016.jpg


紫野地区は二十数軒のブドウ農家の集落です。その全戸が鹿踊保存会に加入して協力して伝承をつないでいる。
正に地域の宝として継承してほしいと思います。

DSC01027.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.11.19 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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