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2013.11.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ諸芸

船久保さんさ踊り @赤沢まるごとまつり

本日は赤沢まるごとまつりから船久保さんさ踊りについてです。

船久保さんさ踊りは赤沢金山の石堀職人が始めたことに由来するということです。
演目はさんさ踊り、キッキカッコ、獅子くずし、忘れ節、ささよ節、盆踊り、組踊、庭払いだと思います。

踊りのリーダーとしての一八が華麗ながらも牽引役としての踊りを見せます。



伝統さんさを伝える踊り組は全身のくねりをきかせた所作が特徴的で、この船久保でも同様に絶妙の踊りとなっています。

DSC00773.jpg  DSC00795.jpg


さんさ踊りの掛け歌について参考までに掲載します。

・踊りや出てくる お庭がせまい お庭広げる 太鼓うち。
・さんさ踊らば 品よく踊れ  しなの良いのは 嫁にとる。
・さんさ踊りましょ手に手をとって。 老も若きも 妻も子も
・揃うた揃うたよ 踊子が揃うた 秋の出穂より よくそろた
・踊り踊らば 三十が前よ 三十すぎれば 子が踊る
・三十過きても 踊らば踊れ 踊る雀は 百までも
・さんさ踊の 始まる時は ヘラも杓子も 手につかぬ
・盆の十六日 正月から待ちた 待ちた十六日 今夜ばかり
・声はすれども 姿は見えぬ 薮に鴬 声ばかり
・踊り踊れと 皆様せめる 踊りや出もせで 汗がでるよ
・さんさ踊りたし この子が邪魔だ このだますよなモリほしい

舟久保さんさ踊にはこの外に相馬節として
・相馬相馬と 木萱もなびく なびく本萱に花が咲く
・相馬よいとこ一度はお出で 義理と人情の 花が咲く
と、ササヨ節として
・ささよささよと 笹山越えて 笹の露やら 袖しぼる
・俺と行かねか あの山越えて わらと鎌持て 笹刈に

などがある。

DSC00828_20131118215109d09.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.11.18 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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